長谷勇希ブログ日和

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長谷勇希 アメリカ大統領

長谷勇希です。本日は注目の、米大統領選について取り上げましょう。海外の政治ニュースにあまり関心がない方でも、米国の大統領選は気になる、という方が多いのではないでしょうか。日本と米国は関わりが深く、米大統領選は、たとえば国内の米軍基地の今後の先行きとも、関係してきます。
とくに今回の米大統領選は、日本から見るとかなり重要です。トランプ候補は、日本からの米軍撤退について口にしていますから、もしも当選すれば他人事ではありません。もちろん、選挙前の発言が、当選後には無かったことになるのもよくあるものです。選挙前には支持者が喜ぶことを率先して発言し、実際に当選したら現実路線に移行する、これは日本でも米国でも同じでしょう。とはいえ、やはり過激な発言には変わりませんから、一人の日本人として、注目せずにはいられません。
トランプ氏はその他に、在韓米軍についても、同じような発言をしているそうです。目前に北朝鮮を抱えている韓国にとって、在韓米軍撤退は非常に大きな影響をもたらすのではないでしょうか。
もちろん、日本にとっても、米軍が自国からいなくなる、というのは大問題でしょう。いずれは、自国で防衛の全てを賄えるようになるのかもしれません。しかし、唐突に撤退をちらつかされてしまうと、落ち着かない気分になるものです。トランプ氏は同時に、駐留費用の値上げについても、発言しています。こうなると、「値上げしないのなら、撤退しますよ」という、メッセージと受け取るほかないのではないでしょうか。
もちろん、米大統領選の行方は、今のところまだわかりませんから、焦って色々考える必要はないのかもしれません。クリントン候補が当選し、大統領となる可能性も、十分にあるでしょう。
親中傾向が強いといわれていたクリントン氏ですが、近年では中国経済を批判するなど、少し態度が変化してきています。選挙を目前に、米国訪問中の安倍総理との会談を行うなど、日本との関係を重視している傾向もあるようです。健康問題などが取り沙汰されていましたが、トランプ氏にもスキャンダルがありますから、どちらにも当選の可能性が、同じくらいあるのではないでしょうか。
最近話題となったトランプ氏のスキャンダルといえば、納税問題です。なんと十数年にもわたり、国に税金を納めていなかったという、報道が話題となりました。国を背負って立つかもしれない人間が、税金を納めていないというのは、かなりの大問題でしょう。その他にも差別的発言や、勘違い発言など、驚くような話題が多いトランプ候補。しかし、世論調査では多くの支持を集めているそうですから、先行きが読めません。

どちらが当選するにせよ、日本にも様々な余波が訪れるのではないでしょうか。目まぐるしく情報戦が繰り広げられている米大統領選、今後も目を離すことができません。そしてもちろん、その後を見据えているだろう、日本政府の動向にも注目しておきたいものです。
以上、長谷勇希がお送りしました。